塗装箇所のご説明
建物の壁面
壁面で使われる外壁材には「サイディング・モルタル・コンクリート・ALC」などの数多くの種類があり、各外壁材によって向き不向きの塗料も存在します。当社では、その外壁材に合った材料を選びご提案させて頂きます。材料はもちろん施工方法にも自信を持っておりますので、全て手塗りにて作業させて頂きます。外壁はお家の顔です、色味に関してもご相談下さい。人気色のベージュ系、グレー系、こげ茶系など多彩な色を取り揃えております。1階と2階とで色分けをする2色の組み合わせに関しましても追加料金なしで施工させて頂きます。また、外壁全面塗装のご注文を頂いた際には、軒天、破風、雨樋、雨戸で塗装可能な部分も全て塗装させて頂きます。他にも、日本建築の外壁の場合は焼板[杉板]や桧で仕上げているお家が多いです。そういった木造のお家の場合には施工方法や材料が変わってきます。当社では、専用の材料がございますのでご相談下さい。
屋根
屋根は外壁に比べて3倍以上の紫外線を浴びると言われています。雨、風の影響も受けていることから常に過酷な環境に置かれています。築10年を目処に劣化が始まり、地域によっては藻やカビの発生も見られます。普段、屋根の痛み具合は見えにくいこともあり、どうしても見落としがちになってしまいます。当社では屋根の診断も無料にて伺っておりますので、雨漏りが起こり深刻な状態になる前にご連絡下さい。また、屋根の種類によっては塗装の必要のない屋根材も存在しますが、専門の業者でなければどちらか判断できない場合もありますので、わからない場合も当社にご相談頂ければと思います。
軒天
軒天とは外壁と屋根が交わる「庇(ひさし)」の箇所を指し、外壁に変わりありませんが、直射日光や雨水がダイレクトにあたりにくい特徴を持ちます。そのため、通常の外壁材では使用されにくい「ベニヤ板」「スラグ石膏板」「金属板」などを用いるケースが一般的です。当社では軒天に関しましてもその材料に合った塗料にて施工します。
ベランダ防水や陸屋根の屋上防水
傾斜がなく平らな屋上防水は、雨が降ったとき通常の屋根よりも水はけが悪く、防水効果が切れた途端に雨漏りが発生する可能性があります。今は大丈夫でも雨漏りが発生する前に防水工事をしてあげることで費用を安く抑える事が出来ます。逆に雨漏りが発生してから防水工事を行うとなると、施工方法や材料などすべてが変わってきます。そうなると費用は高くなることはもちろん、場合によっては雨漏り箇所が完全に修復できるかさえわからなくなってしまいます。防水に関しましても、どれくらいの痛み方でメンテナンスすればよいかわからない場合など、いつでも当社へご相談下さい。
雨樋
一般的に、屋根・外壁部分に使用した塗料と同じ材料でついでに塗装されることが多い雨樋。これにより雨樋の塗装の方が外壁塗装より先に劣化してしまっているお家がほとんどです。理由としましては、雨樋の材質にあった塗料を使用していないことにあります。外壁に合う塗料と雨樋に合う塗料は多くの場合異なります。当社では、きちんとその家の雨樋の材質に合った材料で塗装しております。
木部
破風や軒天などが木部の場合、塗膜がなくなると木部に直に雨水が接触し、吸水します。雨水の吸水によって腐食するスピードが早まります。当社では、木部には木部専用の材料で塗装しております。
外壁塗装の手順と期間
外壁塗装の大まかな手順です。塗装に掛かる期間は、気候や建物の大きさによっても異なりますが、1~2週間ほどが目安です。
流れは以下の通りです
- 足場を組む
- 高圧洗浄機で水洗いして汚れを落とす
- 窓など、塗装しない部分を養生(保護)する
- 外壁のひび割れやコーキングが劣化した部分を補修する
- 外壁塗装を行う
- 養生を撤去して足場を解体する